2017/12/01
FreeHandsの最近の工事にこんな工事依頼がありました。
ホームページからの問い合わせで、「お庭に穴が開いてるのですが、点検して下さい」と言った内容です。
写真も送って下さり見たのですが、パイプが剥き出しだったので排水管が抜けたか、穴空きが原因で、雨で土がパイプを通り流れただけかと思いました。
その日は国家試験の日で時間が数十分しか無く、断ろうかとも思いました。
ですが、お客様の不安そうな声を聞いてるうちに「すぐ行来ますがそれでも良いなら。。」と言ってしまってました。
やっぱり数あるホームページから、ウチを選らんでくれた事がそう言わせたのでしょう。
そして、早々と現場に到着するなり、問題の箇所を確認しました。
パイプが原因と思いきや、土が変な下がり方をしているのに嫌な予感がし、次の日すぐ掘って点検した方が良いかも…。と伝えました。
次の日、早速掘り進めスコップを力強く足で踏むと「ズボッ」と異常に突き刺さりました。
何があったのかとかき分けると、そこには1m20〜1m50くらいの深さで、およそ2m〜の幅の穴があり、驚く事に、なんと家の基礎が浮いてるではありませんか!
お客様は不安で仕方がない様子で、僕も専門外だった為あちこちの業者に連絡しました。
そうすると、地盤沈下の工事に関わった事のある建設屋の社長や、生コン屋の社長などが一緒に、施工方法について考えてくれたり、他業者に問い合わせてくれたりと力になってくれました。
そのおかげで低コストで、施工の前例も有り、充填もしっかりと出来る施工方法を発見し、無事工事を完了する事が出来たのです。
施工に至るまで、カメラで穴の奥を調査したり、犬走りを解体し穴を開け地盤沈下の確認をしたりと、速やかに作業し、ヒヤヒヤしたのを今でも思い出します。
それ以降外構工事でも、軟弱地や畑を埋め立てた様な所は、ドリルで穴を開け、家の杭打ちの真似事をするように進めています。
これでどれだけ変化するのか分かりませんが、やるのとやらないのとでは全く違う筈。という考えからFreeeHandsの将来安心施工の一歩を踏み出す工事となるのです。