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【重要】外構の使用と仕様
2020/08/23
外構工事を依頼する前に知っておかなければならないことがあります。
外構の使用と仕様とは「使用」は説明するまでもなく生活しやすい環境などの「使用」です。
では、もう一つの「仕様」とは施工上の「仕様」の事を指します。
この「仕様」が各業者間の費用の開き具合にかなり影響しており、必ずしも安ければ良い業者などとは言い切れません。
たとえばブロック塀について取り上げたいと思います。
ブロック塀は基礎を入れると、横から見ればLの形をしています。
Lの縦の線がブロック、横の線が基礎コンクリートとなり、この縦線と横線を鉄筋で繋ぐことで塀と基礎がしっかりした物になります。
まずは、ブロック塀を建てるにあたり重要な箇所は地盤と基礎にあります。
というのはブロック塀の土台である基礎は、まず穴を掘り下げ、転圧し、地盤の上にクラッシャーを敷きまた転圧。
そうすることで基礎コンクリートを設置出来る地盤が仕上がります。
この工程を省くと地盤が緩く沈んだり斜めに傾いたりなどの弊害が起きてきます。
地盤を固めた後枠と鉄筋を組み、コンクリートを打設する準備に取り掛かります。
ここで重要なのは鉄筋のピッチと縦筋がL状に加工されている事、その鉄筋がコンクリートでちゃんと巻く様に設置されているかが問題です。
例えばL状に加工されたLの下の部分が地面にくっついていると、その上からコンクリートを流したところで全然効かず、地面の湿気で錆びてしまうだけです。
となるとどれだけ大きな基礎コンクリートを打設したところで、コンクリートに真っすぐな鉄筋を刺しただけと変わらない強度しか得れ無くなってしまします。
簡単に言うとLの横線を浮かしていないとコンクリートが巻かず縦筋を下にブスっと刺しているのと変わらんということです。
この2工程だけでもこれだけ重要な箇所があり、この工程が無いもしくは規格外の適当な施工を行われると考えると、本当に格安で良かったと言えるでしょうか?
後にブロック塀が寝たり倒れたりすると危険というのは言うまでもなく、再度工事をするとなると、周りが仕上がっていることもあり工事がしにくく、重機なども入れれない可能性があります。
そうすると費用も高くなり、結局安物買いの銭失いという結果を導きます。
これを踏まえた上で価格の違いを知り、何が賢いのか考えるべきであると思われます。
ネット上にも書き込まれているように、この南大阪ではぼったくりなどよりも、格安の手抜きが横行しておりWEB集客で有名な店舗でも目に見えないいい加減な施工が行われていると聞きます。
デザインや商品ばかり気に掛けているととんでもない落とし穴にはまるという事を頭の片隅に置いとくべきでは無いでしょうか。